ホワイトカラー・イグゼンプションとは？

厚生労働省が導入を検討しているというこの制度。

実現されるととんでもない事になりそうだ。

一定以上の収入（年収）で1日8時間、週40時間の労働時間を撤廃、

自らの裁量で労働時間を決めるというもので、残業代は支払われなくなる。

対象になる労働者の年間残業代総額は11兆6000億円、一人当たりにすると

年間１14万円に上ると労働運動総合研究所は試算している。

実際企業規模にもよると思うが、どこでも手当ての付かないサービス残業はあるもの。

しかも社会問題化しているにも関わらず、この制度が合法化されるといくら個人の裁量で

労働時間を決めるといっても、サラリーマンの上下関係では、個人にシワ寄せが

行く事は目に見えていると思う。

行く末は過労死、裁判など増加するかも知れません。

こうなると終身雇用も崩壊しつつある今、働き収入を得る為に少しでも収入の良いところ、

条件の良いところへと転職する人々も増加する事も考えられますね。

どうしましょう・・・私も残業手当が無くなったら・・・。結構充てになるんだが。

5時で帰り好きなことでもしますか？仕事しても手当てが無いのならば。

※国が違えばこれも当然の姿勢（外から見ると日本が異常と見られてます、実際）

こんな考えを持つ方も多くなるでしょうね、きっと。