2005年頃から出て来たこの貸します詐欺。
手口は、実在するクレジット会社に似せ
DMなどで、金を融資すると誘い、客が
乗ってくると「融資のためには保証金を
預かる必要がある」といって、金を
振り込ませるというものです。
人として生まれながら、人間以下の鬼畜同然の
詐欺師たち、許せないですね。
毎日新聞のこんな記事を目にしました。
今年春、関西の40代男性派遣社員はリストラで
借金が膨らみ、多重債務の陥った。
男性は大手メーカーの下請け会社をリストラされ、
派遣社員として工場を転々。
離婚して一人で公営住宅に住み、月給が
20万円を切るようになっても、妻子が住む
マンションのローンを月11万円払っていたそうです。
仕送りや生活費が足りず、男性は消費者金融4社に
170万円の債務を抱えていた。返済に行き詰まった時、
新聞の折り込みチラシで超低金利の融資をうたう業者を知る。
東京都知事への貸金業登録番号も書かれている。
電話をかけると「年5.2%で200万円融資するので、
保証金として消費者金融から70万円を借りて
送金するように」という。
これで月々の返済を6万円から2万円に
減らせるはずだった…。
4月28日。
送金したのに約束した融資の入金はない。
業者への電話は突然、通じなくなる…。
5月2日。山中に止めた車内で、練炭を
燃やし亡くなっているのが見つかる。車
内に妻子あての遺書があり、高校生の長男には
「社会人になって お母(さん)をたすけてやれ
借金はするな」と書かれていたそうである。
「もう これまでかな……」。
耳に残る言葉を残し、男性は自ら命を絶つ。
悲しいよ、何か涙が出てくるよね。
最後まで面倒見ようと一生賢明頑張ったんですから。
遺族も亡くなるまで、理由が分からず本人のパソコンから
事実関係を知ったそうです。
人を騙してはいけないよ。
今でも平々凡々と暮らしてる詐欺師の事を
考えると許せない…。
そんな感じを受けた記事でした。